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視点を変える。

自分や自分のビジネスを表現し伝える手段として「セミナー」「講演」というやり方があります。 先日もお話しましたが、限られた時間の中で伝えるべき事を伝える。 声・話し方・身振り・立ち位置・スライド・ビジュアル・受講者とのキャッチボール これら全ては、相手に伝えるために表現力・演出力が問われると考えています。 昨日、ある方のセミナーづくりのご相談を受けさせていただきました。 その方は、 伝えたいテーマは決まっている、パワーポイントのスライドもほぼできた。

・・・だけど、なんかしっくりこない。

発表は今週末もう手直しする時間もない、

練習もしたいからもう内容を変えるのは正直難しいのだけど、

どこを治したらいいのか分からない。

と言われるのです。

原稿と資料を拝見させていただき、

大体の流れがわかりました。良くできていました。 本人がしっくりこないのもなんとなくわかりました。

そこで、こんな質問をさせていただきました。

このセミナー誰に話してますか? 彼女は上手にはなそうと思うばかり、

話す相手が見えていなかっただけなんです。 そういう場合は、おおよそ視点が自分に向いているか

多数に向けた散漫視点になってしまい

伝えたい事がぼやけてくるのです。

目の前にいる聞いてほしい人はどんな人で その人はどんなことに悩んでいて

今日のあなたの話はどんなふうにその人を

助ける事ができるのか

スライド一枚一枚に想いと意味を込めると

なぜこの資料を魅せるのか? なぜこの写真を魅せるのか? 自然な自分の言葉が出てくるはずですとお伝えしました。 内容を治さなくても大丈夫と分かった彼女は

少し安心して帰っていかれました。 そしてこんなメッセージを頂きました。 「内容の変更と言うより、視点の変更でしたね!。」 とても嬉しい気づきですね。 新しいものを取り入れたり、変えたりしなくても 視点を変えれば、自分も納得して 今あるものだけで十分に価値あるものとして

相手に届ける事ができるのです。

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