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その時!あなたならどうする?

昨日起こった本当の話です。 市内のとある公園の駐車場にクルマを停めたら 10mくらい先で、お婆ちゃんがうつ伏せ状態で倒れてました。

周りをみても それに気づいている人は 誰もいません・・・

僕ははじめ一瞬、 何が起こっているのか分かりませんでした。 不謹慎ですが、 地球の声でも聴いてる人なのかとも思いました。

僕は"フリーズ”してました。

お婆ちゃんから 唸りと荒い呼吸音が聞こえます。

その瞬間、 ある若き消防官の姿が浮かんできました。

大井聖也さん 犬山市の消防署に勤める現役の消防官です。 彼は、今年の1月に開催された 「セミコングランプリ2017」で 「緊急時の備え方」について語ってくれました。 http://ameblo.jp/pba-semicon/entry-12245060444.html

それを思い出したら 自然に体が動き出し 車から飛び出し、 お婆ちゃんのとこ駆けつけて 呼吸と意識を確認

119番通報

救急車到着まで お婆ちゃんに呼びかける。

すこし離れたところに 若者グループがいるのを見つけ 大声で助けを呼び 救急車誘導をお願いしました。

こちらの状況に気づいた若者たちは 「え?!マジで!!ヤバいヤバい・・・」 と慌てながらも、サイレンの聞こえてくる 道路の方へ走ってくれました。

通報から約15分。 長かったような短かったような時間。

救急車と赤い小さな消防車が到着。 隊員の方に状況をお伝えして、僕の役目は終了。 お婆ちゃんは救急車で搬送されていきました。

守秘義務があるため その後、お婆ちゃんがどうなったかは 知ることはできませんが、 救急車が到着するころには少し話は できるようになっていたので ご無事であることを願っています。

過去には道端で横たわる泥酔者を 通報した事はありますがw 今回のようなケースは全く初めての経験。 彼のセミナーを聴いていなければ 一人で何とかしようとして こんな迅速に動けなかったと思います。 “まさかの事態”が起こった時にほとんどの人が 何もできない「フリーズ」状態になるそうです。

人命救助においては救急隊が到着するまでの時間が重要で、 周囲の人の行動が被害を最小限に食い止めるカギとなります。

大井さんは 何かが起きた時に自ら行動できる心構えや、ノウハウを伝えて 防災教育を世の中に広めていきたいという想いで、 昨年セミナーコンテストにステージに立ちました。

地方大会の練習会から 何度も何度も聞いていた

大井聖也のメッセージ

本当に大切な事だと、実体験をもって 改めて強く気づかせてもらう事ができました。 その時は、本当に突然やってきました。 自ら実践することができ、 人のお役に立てた(多分)ことに 心が震える思いです。

彼がもっともっと輝くステージも 作っていけたらいいなぁ~

※写真は「セミコングランプリ2017」より かんばやし ちあきさん撮影

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